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離乳食について 投稿者:まつ 投稿日:2009/03/05(Thu) 17:10:59 No.165

突然のメール失礼いたします!
私には一歳の息子がおります。
離乳食は5か月ごろから2か月くらいの間
与えて進めておりましたが
インターネット等で早い時期の離乳食が
アレルギー体質になる原因だという考えの方の
小児科医の方のホームページ、実際に本を読んだりして
私自身もアレルギー体質で子供のころから
悩まされてきたせいもあり、離乳食をやめ、
これまで母乳だけにしてきました。1歳になってからは
オカユを与え始めましたが、先日検診で貧血で
心音に雑音が入っているとのことで実際の血液検査でも
赤血球547万、ヘモグロビン9.3とやはり貧血だとのことで
離乳食を早く与えた方が・・・と言われました。

2歳くらいまで母乳だけで十分で、鉄は体内でリサイクルされる
ので大丈夫という考えのやり方ではやはり無理が
あるのでしょうか。でも腸に負担をかけてアレルギー体質に
させることを考えるとどうも気が進みません。
まだ鉄分を処方するほどではないとは言われておりますが
私の周りに同じやり方で子育てをしている人がおらず
自身が持てずにおります。
先生はどうお考えでしょうか。
よろしくお願いいたします。

Re: 離乳食について 投稿者:しぶりん 投稿日:2009/03/05(Thu) 22:52:50 No.166

ご質問ありがとうございました。

過ぎたるは及ばざるが如しといいますので、アレルギーが心配と食事を制限すれば、何らかの子どもに対する症状として現れるものです。
子どもは育つものです。歯が生えてきたら、食べて大きくなるというごく当たり前のことを経験させなければなりません。経験のない子どもは、自信のなさにつながり、人間として生きていく最初の生きていることは楽しいということを奪ってはいないでしょうか?
子どもは2歳まで、特に1歳までは大きく育ち、そのために必要な血液を外から補った鉄を使って作っていきます。大きくさせないのであれば、体内の鉄を利用して何とか過ごすことも可能かもしれませんが、大きくなる体に鉄の補給がなければ、貧血になるのは至極当然の結果だと思います。
母乳にはもともと鉄の成分は少ないですから、食べられるものから、徐々にはじめましょうね。
日本ではほとんど報告がありませんが、途上国の中では貧血のために知能が低下する乳児もいるという報告をしている方もおります。
最近、とある施設でお話が遅い、子どもや大人とのコミュニケーションがうまくいかないと相談しに来た男のお子さんがいました。見るからに遅れていて、知能の検査でも遅れがありました。日常の生活動作もままならないので、幼稚園に行くよりは療育の施設で過ごしたほうがいいのではというお話をしました。どうしても幼稚園に入れたいというお母さんのお話だったので、では、しっかり母子分離して短時間でも今通っているここで訓練をしましょうということになりました。2ヵ月後に会ったときには、子どもは別人のように変わり、たどたどしいですがお話もしスタッフとコミュニケーションをしながら遊べるようになっていました。
お母さんと子どもの間に起こったことは、断乳したことでした。
母乳を与えるという、過度の母子密着が特に男の子の発達に何らかの影響を与えるかもしれません。
子どもにとってとてもいい母のことを英語ではgood enough motherといいます。私はこのことを「いいかげんがいい加減」とお話しすることが多いです。
お子さんの発達のことはかかれてはいないのでわかりませんが、もし食事のこと以外にも心配なことがあるのであれば、ごくごく多くの皆さんがしている育て方をするのが、子どもにとっては一番の幸せかもしれません。

離乳食について 投稿者:まつ 投稿日:2009/03/06(Fri) 13:10:28 No.167

お忙しい中、早々にご返信いただきましてありがとうございます。
子供は今のところ体も人一倍大きく(検診では今日一番のBIG
ちゃんだねといわれます)身長も母子手帳の平均グラフからややはみ出るほどです。歩きだしたのも9か月からで身体能力的にも問題はないようです。ただ貧血での顔色はやや青白いといったところでしょうか・・・知能の方に影響が出る可能性があるとのことで
やはり少しずつ開始していこうと思います。
先生はアトピーなどのアレルギー疾患がここ3,40年増加している原因は何とお考えでしょうか。
私も1歳からぜんそく、そののち鼻炎も併発し少しの気温の
変化で鼻水が出たり息苦しくなることが多くずっと悩まされてきました。その原因が早期の離乳食(タンパク質の接種が主)だと
知り、それで自分の子供はと避けてきました。
これまで先生が出会ってきた患者さんでこのような悩みを
持っている患者さんはおりませんでしたでしょうか。
現代はインターネットが普及し子育ての情報をネットで調べたりする中でいろいろな情報を自分で選んで実践していこうとしている
若い方も増えてきているのではないかと思うのですが。。。
今回のように少数派の意見というかやり方はなかなか世間では
非難されがちだと感じます。
しかし育児情報などは人の健康に直接かかわるもので
安易に選んではいけないとはわかりつつそれでもその情報が
正しいのではと選択し実践している人も多々いるのではないでしょうか。
今回直接、小児科の先生にこのようにお応えいただけて
とても良い機会だと感謝しております。

Re: 離乳食について 投稿者:しぶりん 投稿日:2009/03/06(Fri) 21:20:46 No.168

アレルギーが増えた原因というのはわかっていませんが、早期の離乳食が原因というのはたぶん違うと思います。ずっと昔のことを考えれば、たんぱく質の早期の摂取は結構ありましたし、その当時にこれほどアレルギーが問題になってはいませんので、人がそれを知るとできるだけ当てはめてしまうほうが簡単ですので、そういうラベリング効果がたぶんに含まれていると思います。
理化学研究所免疫・アレルギー科学総合研究センターの谷口克センター長が「花粉症にならないための9か条」というのを紹介していて、、▽生後早期にBCGを接種させる▽幼児期からヨーグルトなど乳酸菌飲食物を摂取させる▽小児期にはなるべく抗生物質を使わない▽猫、犬を家の中で飼育する▽早期に託児所などに預け、細菌感染の機会を増やす▽適度に不衛生な環境を維持する▽狭い家で、子だくさんの状態で育てる▽農家で育てる▽手や顔を洗う回数を少なくする。だそうです。
たぶんに過度の清潔志向がアレルギーが増えた本質なのかもしれませんね。

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